りべんじゃー小戦争

りべんじゃー小戦争 ~まち封鎖 (講談社BOX)

りべんじゃー小戦争 ~まち封鎖 (講談社BOX)

 どうやら買った順番を間違えたようで続きものの2作目だった。メフィストかパンドラかで、短編を読んだ記憶がある。1作目を読んでいないの分、あまり楽しめなかった。これは順番気にせずに読んだ自分が悪いわけだが。最初あたりの描写についていくのが大変だった。
 小戦争の名のとおり、街中で戦争が起こって後半はその描写が中心。なかでも学校での先頭が大目。グロありなので耐性がないと少しきついか。あと、作中での異世界人の別称は社会風刺なのかと。
学校や街中で高校生やらが銃や刀を持って戦うという話を真面目にされてしまうとどうしても斜めった視点からみたくなるというか気恥ずかしさがある。もういい年なので。その割にはブギーポップをいまだに買い続けているが。
巻末で叩かれない新人に価値はない、といった煽りがあるが、そう言われると叩く人はいなくなるんじゃないかと野暮な突っ込みを入れておく。