ブログの書籍化。

このブログが書籍化する話ではないと前置きを置いて。

電子書籍作成販売プラットフォーム「パブー」,ブログインポート機能を提供開始:ニュースリリース|gihyo.jp … 技術評論社
Movable Type(TypePad)形式のブログインポート機能ができました - パブー | パブー
 
 電子書籍サイトパブーがブログにも対応したとのこと。対応するサイトの中にはてなダイアリーも含まれているので、このブログもやろうと思えばできる。パブーでは自分で値段付けられるから、無料で置くだけでもいいし、出版する側の出費はないけれどまあやらないだろう。
 ブログを値段つけて売られても買わないよなあと思ったが、よく考えたらすべてがEになるとそのシリーズを集めようと思っていたのだった。

すべてがEになる―I Say Essay Everyday (幻冬舎文庫)

すべてがEになる―I Say Essay Everyday (幻冬舎文庫)

 著者の日記がネットで公開され始めたのはたしか90年代後半。自分が知るかぎりネット上で公開されている個人の日記を出版したのはこれが最初のはず。単行本の出版はなんと20世紀中である。このシリーズのタイトルは著者の別シリーズのもじりとなっている。出版された当時は確かネットで日記がまだ公開されていたはず。(その頃まだ氏の著作を読み始めていないし、ネットにも触れていないので正確なことは不明)。4,5年前であってもファンクラブに入ってれば読めるとかそんな話だったはず。
 
 ちょっと手元にない(たしか買った気がするのだけど……)のでうる覚えだが、まえがきの中で「(出版会社に)ネットで公開されているものはいないと言われた。」「いずれ個人がネット上で日記を書くのが多くなる」といった主旨のことが書かれていたはず。ブログが流行りだす何年ものことだ。
 ブログの書籍化は今ではそれなりに数もあるけれど、それ以上にブログが増えている。特に日本でのブログは多いらしい。厳密なことを言えばブログは日記ではないけれど、まあ日本だと日記だと思っている人が多いだろう。


 無料で見れるものに対してお金を払うのは何でかなあと思うと、出版される際にそれなりに手間がかかっているからというのが答えの一つなのかなあと思う。編集や校正によって最適化されている。なのでまあ今回のパブーのブログ対応というのだと片手落ちなのかと思う。(校正をネット上でなんとかするというのは昔からちょくちょく出てくるけど芽が出たの見ないなあ。英訳ぐらい?)


 値段が付けられるほどの文章は書いてみたいと思う。が、すくなくともここでは書かないな。好き勝手書いてあるブログよりもジャンルを絞ったもののほうが値段はつきやすいだろう。
 エッセイシリーズはもう本屋で置いているところはなさそうだし、早いところ買い集めないとひょっとして手に入らなくなるかな。Academyの方も全然集めていないなあ。