保存する話

 時々このブログにも各社新聞へのリンクを貼っているのだけど、数週間すると大抵リンクが切れているようだ。はてなダイアリーのリンク機能はタイトルも一緒に書いてくれるので、便利なのだけど、昔のタイトルは保持していない。これに関してはなるべくニュースソースに近いとこにリンク貼る、そうしないと分けのわからない事になるので気をつけるしかない。これはブログに書く時の話。

 個人的な話として、あとでなんの話だったかなと読み返すときに、または調べるときに結構困る。多分有料サービスで古い新聞も読めるのだろうけど、登録制だろうし各社に対して支払うというのはきついものがある。

 なのでブックマークとか気になるニュースとかがあったら保存したほうがいいのだろうかと最近思い始めた。
 
 これまではなにか気になったことがあっても、よくてリンクをどこかに記録しておくだけでほうっておいた。どうせ検索すれば出てくるだろう、とすら。あとで見つからなかったらそれまでと。そのためあまりPCに保存する癖が無いうえ、外付けハードディスクがあるのに全く使っていない。本を物理的に所有する癖はあるのだけど、データを所有する癖をつけていない。癖を付けない理由は、バックアップとか管理を考えるの面倒なのだからか。昔壁紙を集めていた時もあったけど、最近はあまりやってない。

 何の本だったか忘れたが、「何かを所有することは、その何かに自分が所有されるということだ」という話を読んだ記憶があって、それにいくらか影響されている。主旨としては、何かを所有すると、その管理とかメンテナンス、整理など手間がかかり、自分の時間を圧迫されるというような話だったと思う。


 ネット上のデータ、昔は情報が永遠に記録できるような触れ込みがされていた時も確かあったと思うが、年を経るにつれてなんだか逆なように思えてくる。何年も前に書かれた文章なんかが本当に出てくるのかと言われると微妙なところだ。

 そのためevernoteとか魚拓系のサービスがあるのだろう。管理云々を考えると雲の向こうに追いやって、気にしないほうが楽だ。だけどまあなんとなく使う気には未だなれない。その辺の心理的な障壁をそのうち分析しなければいけいない。


 なんだかよくわからない文章になってしまって、まとめる気にもならないので、特に落ちはなく。