ゴールドバッハの問題:4回目

前回は、場合わけのみで考えていくのは限界があるから、記号を使って考えようというところまで。
いきなりだけど2から数えてn番目の素数Xnがあったとする。で、その次に大きいn+1番目の素数をXn+1とする。そしてXnを2で割った値よりちょっと大きい、b番目の素数Xbがあたっとする(Xn/2に近い素数、の大きい方)。ここで重要なのが二つの素数を足して偶数になるのなら、片方の素数は偶数の半分かそれ以上の値であること。いや、当たり前のことなんだけど。
なにが言いたいかというと、XnからXn+1までの偶数を二つの素数の和で表そうとすると、XbからXnの値を必ず使う必要がある。そうすると条件を満たす組あわせの数は(n-(b-1))*nとなる。ただ単に組み合わせた数がn*nだからbが大きいほど数は減るという寸法。
ただ素数は規則性がない(まったくないわけではないらしい?)から、これがゴールドバッハの問題を解く上で役に立つかというと微妙。
iko:30分
あれ?反応拡散計のシュミレーション消えてる?